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手を動かして学ぶ Java入門 (数値と演算)

環境構築不要! ブラウザから直接コードを実行できます。
本記事では、数値を使って 足し算 や 掛け算 などの演算する方法を学びます。

10分くらいで、さくっと終わる記事をめざしています。


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続きは近日公開予定!

はじめに

この記事は paiza.IO の「Online Java compiler」を利用しています。
2024/11/18 現在、上記環境の Java バージョンは 18 です。(paiza.IO利用ガイド)

実行したコードは paiza.IO で保存および公開されることがあります。
そのため、個人情報などの機密性の高い情報は、コードとして入力しないようにご注意ください。

詳細は paiza.IO の利用規約およびプライバシーポリシーをご確認ください。

数値

Java では、数値はわりと直感的に書くことができます。

例えば整数だと、

123

↑ こんな感じで記述できます。
負の数値もマイナス記号をつけるだけです。

-456

それでは、実際に Java プログラムで数値を使ってみましょう。

と、その前に少し復習を。
前回の記事 では、文字列を表示するために

  • System.out の println メソッド

を使いました。

System.out.println("Hello, world!");

↑ こんな感じですね。

実は println メソッドは文字列だけはなく 数値 も表示できます。
(正確にはメソッドの オーバーロード によるものですが、説明は割愛します)

コードは変更せずに、そのまま「実行(Ctrl-Enter)」ボタンを押してください。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)


いかがでしたでしょうか? 「出力」のところに

123
-456

と表示されたら成功です。
無事に、Java で 数値 を扱うことができました。

文字列ではないので、ダブルクォーテーションで囲っていないのがポイントですね。

"123"  ← 文字列
123    ← 数値

演算

数値を書くことができたので、次は数値を使って計算してみましょう。

Java では、四則演算である

  • 足し算
  • 引き算
  • 掛け算
  • 割り算

を計算することができます。

足し算、引き算

まずは、足し算と引き算を見てみましょう。

100 + 200
999 - 111

↑ こんな感じに直感的に記述できます。

結果はプログラムを動かして確認してみましょう。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)


無事に、答えは表示されましたでしょうか?
「出力」のところに

300
888

と表示されたら成功です。
100 + 200 = 300 と 999 - 111 = 888 ですね。

演算に使うときの +- 記号のことを 演算子 といいます。
よく出てくる単語なので、覚えておきたいです。

掛け算

掛け算の演算子には アスタリスク( * ) を使います。

3 * 4
-10 * 20

↑ こんな感じで記述します。

結果はプログラムを動かして確認してみましょう。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)


割り算と余り

割り算の演算子には スラッシュ( / ) を使います。
余りは 切り捨て られます。

6 / 3
14 / 4

↑ こんな感じで記述します。
6 / 3 = 2 (余り0) と 14 / 4 = 3 (余り2) ですね。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)


余りを計算するには パーセント( % ) を使います。

6 % 3
14 % 4

↑ こんな感じで記述します。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)

優先順位

数学で習った演算子には、優先順位があったことを覚えていますでしょうか?
例えば、足し算よりも掛け算が優先される、というものです。

Java の演算子にも同様の優先順位があります。

2 + 3 * 4

例えば、↑ の計算結果はいくつになるでしょうか?
優先順位に従うと、最初に 3 * 4 を計算してから、最後に 2 を足すわけですね。

もし 2 + 3 を先に演算したい場合は、次のように小括弧 ( ... ) で囲います。

(2 + 3) * 4

結果はプログラムを動かして確認してみましょう。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)


無事に、答えは表示されましたでしょうか?
「出力」のところに

14
20

と表示されたら成功です。


さて、ちょっと駆け足で数値の計算方法を見てきました。

数値を 計算 するというのは、プログラムの基本中の基本です。
ぜひ、いろいろと数値を書き換えてプログラムを再実行してみてください。

自分で手を動かして体験することが大事です。
体験した内容は、きっとよく身につくことでしょう。

応用問題

【問題】

  • 数値の 3 と 5 と 7 を 1回ずつ 使って、結果が 6 となる計算をしてみましょう。

例えば、結果は 6 になりませんが、次のような式です。

(5 + 7) / 3

↑ の計算結果は 4 ですね。
このように、数値と演算子を組み合わせて作ってみてください。

それでは、下のプログラムを書き換えて「実行(Ctrl-Enter)」してみましょう。

(表示がおかしいときは「コードの再読み込み」ボタンを押してみてください)


無事に、結果が 6 となる計算ができましたでしょうか?
もし解けなかった場合は、下記の回答例をご参照ください。

回答例

【コード】

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println(7 % 3 + 5);
    }
}

【出力】

6

まとめ

今回は、次のことを学習しました。

  • 数値は 123 や -456 といった感じで、直感的に記述できる
  • 数値の計算には演算子を使う
    • 足し算には + 記号
    • 引き算には - 記号
    • 掛け算には * 記号
    • 割り算には / 記号 (ただし余りは切り捨て)
    • 余りの計算には % 記号

次回は「手を動かして学ぶ Java入門 (数値と変数)」になります。


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